【中国地方編】ラジウム温泉特集!おすすめの人気施設を徹底紹介
2024-08-15

近年、身体に良い温泉として、ラジウム温泉が人気を集めています。ラジウム温泉に入ることで、身体の細胞が活性化し、新陳代謝や免疫力の向上、神経痛の改善など色々な効能が得られます。
しかし、ラジウム温泉に行ってみたいものの、どの施設を選べば良いか分からず、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回の記事では、名湯が多数あるといわれている中国地方のラジウム温泉をテーマに、おすすめの温泉施設について詳しくご紹介します。これから中国地方への旅行を検討している方、ラジウム温泉で病気や怪我の湯治をしたい方は、ぜひ参考になさってください。
ラジウム温泉とは?

ラジウム温泉とは、放射性物質ラジウムを含む温泉で、「放射能泉」とも呼ばれます。ラジウムは、地中にある花崗岩を温泉水が通過する際、温泉水に花崗岩の成分が溶け出すことで湧出します。放射性物質というと、健康への影響が心配になる方も多いでしょう。
しかし、ラジウム温泉に含まれるラジウム量は微量なので、入浴しても健康被害を受ける恐れはありません。むしろ、微量のラジウムは健康や美容に良い影響を与えると考えられています。そのため、ラジウム温泉が湧出する地の多くは、全国有数の温泉地として栄えています。
ラジウム温泉とラドン温泉の違い
ラジウム温泉と似たものに、ラドン温泉があります。ラドンとは、固体であるラジウムから生じるガスを意味しています。
ラジウム温泉では、ラジウムの固体が温泉中に沈殿しているわけではなく、気体になったラドンが溶け込んでいます。そのため、ラジウム温泉とラドン温泉は、基本的に同様の温泉を指すと考えて良いでしょう。
ラジウム温泉に含まれるラドンは、湯煙とともに浴室内に満ちていきます。ラドンは、肌よりも鼻や口からの方が効率的に体内に取り込めるので、特に湯煙を吸い込むことに重きを置いた温泉を「ラドン温泉」と呼ぶことも多いです。
ラジウム温泉の効能

ラジウム温泉は別名「万病の湯」とも呼ばれる温泉で、さまざまな効能を持っています。ここでは、ラジウム温泉の持つ4種類の効能と、具体的な適応症について、詳しく確認していきましょう。
効能①:細胞の活性化
ラジウム温泉には、細胞を活性化させる効能があります。ラジウム(ラドン)は放射性物質なので、多量に浴びると健康に悪影響を与えます。
しかし、ラジウム温泉に含まれる程度のわずかな量であれば、かえって身体に良い影響を与えることが分かっています。これを「ホルミシス効果」と言います。
ラジウム温泉に入ったり、ラドンを鼻や口から吸い込んだりすることで、身体の細胞がホルミシス効果によって活性化します。これにより、ホルモン分泌や免疫向上などのポジティブな効果が得られるのです。
効能②:新陳代謝の促進
ラジウム温泉には、新陳代謝を促進させる効能もあります。新陳代謝とは、身体の中にある古い部分が、新しいものに入れ替わることを意味します。
ラジウム温泉のホルミシス効果によって、各細胞の活動が活発になった結果、新陳代謝も促進されるというメカニズムです。新陳代謝が促進されると、細胞の再生速度が早くなるので、美肌効果や疲労の軽減などの恩恵が得られます。
効能③:免疫力の向上
ラジウム温泉の効能として、免疫力の向上も挙げられます。免疫力とは、外界にある菌やウイルスから身体を守るための力です。前述したホルミシス効果の影響で、細胞の持つ免疫力が高まり、病気にかかりにくい身体になります。
また、身体全体の免疫力が高まることで、皮膚のバリア機能も高まり、アトピーなどの皮膚トラブルを改善させられる可能性も高まります。
効能④:腰痛などの神経痛の緩和
ラジウム温泉には、腰痛などの神経痛を緩和させる効能もあります。神経痛の原因は色々ありますが、活性酸素が痛みを増加させていることが多々あります。活性酸素が体内に多い状態だと、細胞が酸化してしまい、腰や脚などにある炎症が悪化し、痛みを発生させます。
ラジウムやラドンには、活性酸素を取り除く働きがあります。そのため、ラジウム温泉に入浴したりラドンを吸い込んだりすることで、神経痛の痛みが和らぐ可能性が高まります。
ラジウム温泉の適応症とは?
温泉の持つ効能のうち、具体的な疾患に効果があると認められたものを「適応症」と言います。ラジウム温泉には多くの適応症がありますが、そのうち主なものは以下の通りです。
- 筋肉痛や関節痛の改善
- 抹消循環障害の治癒
- 冷え性の改善
- 高血圧の解消
- コレステロール血症の改善
- 血糖値の減少(糖尿病の改善)
- 胃もたれの解消
- 痔の治癒
- 自律神経の安定化
- 睡眠改善、鬱病の予防
- 疲労回復、健康増進
これらの症状がある場合、ラジウム温泉で湯治することで、大きく改善できる可能性があります。適応症は温泉の泉質によって変わるので、他の温泉で効果が得られなかったとしても、ラジウム温泉では効果があることも十分に考えられます。
日常的にこれらの症状にお悩みの場合は、この機会にラジウム温泉での湯治を検討してみてはいかがでしょうか。
ラジウム温泉に入浴する際の注意点

ラジウム温泉は、身体にとってメリットの多い温泉ではありますが、効果の大きい温泉であるため、入り方を誤ると身体に負担がかかる可能性があります。ここでは、ラジウム温泉に入浴する際に覚えておきたい、3つの注意点を確認していきましょう。
食後・運動後の入浴は避ける
ラジウム温泉では、食後・運動後の入浴は避けるようにしましょう。食後は食べ物を消化するため、胃袋に血が集まります。そのような状態でラジウム温泉に入ると、本来行くべき胃に血が巡らず、胃もたれなどに繋がる恐れがあります。
また、運動後は疲弊した筋肉に酸素を供給するため、その周辺に血が集まります。しかし、その状態でラジウム温泉に入ると、全身の血行が良くなることで、筋肉への酸素供給が遅くなり、筋疲労の回復が遅くなる可能性があります。そのため、食後や運動後すぐの入浴は避け、なるべく1時間程度は時間を空けるようにしましょう。
飲酒後の入浴は避ける
飲酒した後は、ラジウム温泉への入浴は控えることをおすすめします。飲酒すると身体中の血流が盛んになりますが、温泉に入るとさらに多くの血流が全身を巡り、肝臓にまわす血液が少なくなります。
肝臓では、飲酒後に身体に溜まったアルコールを分解してくれています。そのため、肝臓にまわす血液が少なくなると、その分アルコール分解が遅くなり、結果的に酔いが醒めにくくなってしまうのです。
また、全身を血が巡ることで、脳が酸欠のような状態になり、入浴中に意識が朦朧とする可能性もあります。そのため、飲酒した場合は、翌朝など十分に時間が経ち、酔いが醒めてから入浴するようにしましょう。
禁忌症に注意する
ラジウム温泉に限ったことではありませんが、温泉には禁忌症があるので注意しましょう。禁忌症とは、温泉に入ることで悪化する恐れのある病気や状態のことで、主に以下のものが挙げられます。
- 急性疾患(特に熱のある場合)
- 活動性の結核
- 悪性腫瘍
- 重い心臓病
- 呼吸不全
- 腎不全
- 出血性疾患
- 高度の貧血
- その他一般に病勢進行中の疾患
- 妊娠中(特に初期と後期)
これらの症状がある場合、温泉に入ることで体調を崩す可能性があります。禁忌症の詳細は、具体的な泉質(含まれる成分)によっても変わってくるので、入浴前に確認しておくと良いでしょう。
入浴前にかけ湯をする
ラジウム温泉に入る際は、手足からかけ湯をすることが大切です。いきなり温泉に浸かると、全身の血圧が急激に上昇します。その結果、心臓に負担がかかるので、高齢者や持病のある方などは、体調を崩す可能性が高まります。
また、かけ湯をすることには、ラジウム温泉の泉質に身体を慣らす意味もあります。体質によっては、いきなり入ると刺激が強すぎる場合があるので、まずは手足にかけ湯をして、様子を見るようにしましょう。
中国地方のおすすめラジウム温泉施設
ここからは、中国地方のおすすめラジウム温泉施設を、5箇所厳選してご紹介します。中国地方で温泉浴や湯治のため、ラジウム温泉に行きたいとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
三朝館(鳥取県)

画像出典:三朝館 公式HP
「三朝館」は、開湯850年以上の歴史を持つ三朝温泉にある、人気のラジウム温泉施設です。敷地内に源泉を持ち、12種類の湯処から、肌当たりの柔らかい貴重な自家源泉のラジウム温泉が溢れます。朝晩で男湯・女湯が入れ替わるので、二度入ることで異なる趣の景色を楽しめます。
宿泊だけでなく日帰り入浴も可能で、当日に予約すれば、貸切露天風呂の利用もできます。贅を尽くした地元素材を使った料理にも定評があり、温泉を楽しんだ後は、ここでしか食べられない季節の味覚を味わい、特別なくつろぎの時間を過ごせるでしょう。
所在地 | 〒682-0122 鳥取県東伯郡三朝町山田174 |
電話番号 | 0858-43-0311 |
ホームページURL | https://www.misasakan.co.jp/ |
ホテルエリアワン広島ウイング(広島県)

画像出典:ホテルエリアワン広島ウイング 公式HP
「ホテルエリアワン広島ウイング」は、広島空港からほど近い場所に位置する、ラジウム温泉付きのホテルです。自家源泉100%のラジウム温泉に定評があり、露天風呂からは緑豊かな美しいロケーションを一望できます。
ラジウム温泉に入浴した後は、併設レストラン「和野彩々」で、四季折々の厳選食材を使った料理を楽しめます。空港からアクセスの良い立地であることもあり、観光や湯治だけでなく、ビジネスの拠点としての利用もおすすめです。
所在地 | 〒739-2208 広島県東広島市河内町入野11296-72 |
電話番号 | 082-437-1234 |
ホームページURL | https://www.hotel-areaone.com/hiroshimawing/ |
佐山楼岩崎(鳥取県)

画像出典:佐山楼岩崎 公式HP
「佐山楼岩崎」は、日本屈指のラジウム温泉地である三朝にある、歴史ある温泉宿です。三朝という地名は、「三度の朝で病も治る」という語り伝えに由来しているといわれています。佐山楼岩崎の温泉には、ラジウムが分解された高濃度のラドンが含まれ、入浴することで新陳代謝の促進や自然治癒力の向上が期待できます。
佐山楼岩崎では、料亭懐石の「茶寮花野」と一般会席の「對岑亭」という、2つのお食事処が用意されています。山陰の海や鳥取の山里で採れた新鮮な食材に舌鼓を打ち、特別な時間を過ごせるでしょう。
所在地 | 〒682-0123 鳥取県東伯郡三朝町三朝365-1 |
電話番号 | 0858-43-0111 |
ホームページURL | https://izanro.co.jp/ |
天然温泉ホットカモ(広島県)

画像出典:天然温泉ホットカモ 公式HP
「天然温泉ホットカモ」は、新幹線の東広島駅の近くにある、ラジウム温泉が楽しめる天然温泉施設です。500台と広大な無料駐車場が完備され、JRの西城駅から定期送迎車も出ているので、幅広い交通手段でアクセスしやすくなっています。
天然温泉ホットカモでは、地下2000mから汲み上げたラジウム温泉を使用しています。エアロビ流水浴や電気風呂、ハイドロメイズ浴など、8種類以上のバラエティ豊かなお風呂があるので、家族連れにもおすすめです。
ラジウム温泉は、少しの入浴でも身体の芯まで温まり、湯冷めしにくいとされています。そのため、入浴後に近隣のボウリング場やゲームセンターで、レジャーに興じるのも良いでしょう。
所在地 | 〒739-0024 広島県東広島市西条町御薗宇6179-1 |
電話番号 | 0120-570-888 |
ホームページURL | https://hotkamo.com/ |
倉敷由加温泉ホテル 山桃花(岡山県)

画像出典:倉敷由加温泉ホテル 山桃花 公式HP
「倉敷由加温泉ホテル 山桃花」は、瀬戸大橋のかかる岡山県倉敷市児島からほど近い、由加の地の山道の畔にある、大人の隠れ宿のような趣あるホテルです。温泉には、大正3年に単純放射能泉と認められた高純度のラジウム温泉を使用し、うたせ湯や桶風呂、露天風呂など多彩なバリエーションが楽しめます。
宿泊の場合は、シンプルな和室や和洋室のほか、貸し切り露天風呂付きの特別室も選べます。家族3世代でも余裕のある小宴会場で夕食が楽しめるので、ご長寿のお祝いなどの特別な機会にもおすすめです。
所在地 | 〒711-0901岡山県倉敷市児島由加3285 |
電話番号 | 086-477-5588 |
ホームページURL | https://www.santo-ka.com/ |
まとめ
今回は、ラジウム温泉の効能や注意点についても触れつつ、中国地方にあるラジウム温泉の人気施設を厳選してご紹介しました。中国地方には、鳥取県の三朝温泉を筆頭に、ラジウム温泉に入浴できる施設がたくさんあります。ラジウム温泉は、入浴することでリラックスできるだけでなく、病気や怪我の湯治もできます。
今回ご紹介したことを参考に、中国地方にあるラジウム温泉施設を訪問し、日々の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。