ラドン吸入器の効果とは?気になる作用・使用方法・費用もご紹介

ラドン吸入器の効果とは?気になる作用・使用方法・費用もご紹介

健康増進やエイジングケアに効果が期待されると評判のラドン吸入器。美容や健康にいいのなら使ってみたいと感じている方もいるのではないでしょうか。しかし、「そもそもラドンって何?」「吸入しても大丈夫?」「具体的にどんな効果があるの?」といった疑問を持っている方もいらっしゃいます。

そこで今回は、ラドン吸入器で吸い込むラドンとはどんなものなのか、ラドン吸入器は安全なのか、どんな効果が得られるのかといった疑問にお答えします。また、使用方法や費用についても紹介しますので、利用を迷っている方は参考にしてみてください。

健康効果が期待できると評判のラドンとは

健康効果が期待できると評判のラドンとは

ラドン吸入器を使ってラドンを吸い込むと、健康促進効果が期待できるといわれています。しかし、ラドンについての詳細は聞くことが少ないので、本当に吸い込んでも大丈夫なのだろうかと不安に感じる方もいるかもしれません。まずはラドンとは何なのか、吸い込んでも大丈夫な物質なのか詳細をみていきましょう。

そもそもラドンって何?

ラドンとは、無臭・無色の放射性物質(放射性ガス)です。放射性物質というと、危険なもののイメージがありますが、実はラドンは地面などにも含まれており、私たちが知らない間に吸ったり、浴びたりしているものでもあります。

では、ラドンはどのようにして発生するのでしょうか。ラドンは地中の土や岩石に含まれているウランから生じます。ウランが放射線を出しながら別の物質に変化する過程でラジウムに変化し、ラジウムからラドンができるのです。

ラドンはほかの原子と化学結合をしないため気体となります。そして、空気中を漂ったり、一部が温泉のお湯に溶け出したりします。

ラドンは危険じゃないの?

放射性物質と聞くと、体に有害な気がして、吸ったり浴びたりすることに不安を感じてしまいますよね。しかし、先述のようにラドン自体は空気中を漂っており、微量のラドンを吸ったからといった体に有害になるわけではありません。

また、吸ったラドンが体内に溜まり続けることもありません。ラドン吸入器などを使ってラドンを吸っても体内に残ることはなく、吸ったラドンはその都度排出されるので安心です。

ラドンは危険じゃないだけでなく、微量のラドンを吸入することは、逆に体にとって良い働きをすることがわかっています。ラドンを吸入したり、浴びたりすることで免疫力が高まり、新陳代謝を促進したり、抗酸化作用などが期待されます。こうした作用をホルミシス効果と呼びます。

ラジウム温泉はラドンを含む温泉

ラドンをよく知らない方でも、ラジウム温泉については聞いたことがある方が少なくないでしょう。ラジウム温泉は、ラドンを含む温泉のことで「放射能泉」とも呼ばれています。

ラジウム温泉に含まれるラドンは微量で、微量のラドンを浴び、蒸気となって空気中に漂っているラドンを吸うことで、さまざまな健康効果が期待できることがわかっています。効能については、その土地ごとのラジウム温泉によって若干異なるものの、一般的には以下のような症状に良いとされています。

末梢循環障害、脂質異常症、高血圧、糖尿病、通風、関節リウマチ、強直性脊椎炎、筋肉・関節の痛み、喘息、胃腸機能低下、自律神経の調整、疲労回復、健康増進、冷え性など

全国には、さまざまなラジウム温泉があり、これらの効果を求めて、また健康維持のためにラジウム温泉を定期的に利用する方は少なくありません。

ラドン吸入器で期待できるホルミシス効果とは

ラドン吸入器で期待できるホルミシス効果とは

ラジウム温泉に浸かったり、ラドン吸入器でラドンを吸引すると、ホルミシス効果が得られますが、ラドンに含まれる放射性物質については、高濃度または大量であると健康に有害な影響を与え、短時間に大量の放射性物質を浴びると命の危険につながります。

しかし、低濃度または少量の放射性物質を浴びることは、健康に良い効果が期待できます。具体的には、細胞などに適度な刺激を与えて免疫力や自然治癒力を高めたり、新陳代謝を促進したり、活性酸素の働きを抑制したりする効果が期待できるのです。

実際に、ラジウム温泉やラドン吸入器を利用することで、関節リウマチ、関節炎、喘息、アトピー性皮膚炎などの症状が緩和されたという声は多くあります。つまり、微量のラドンによるホルミシス効果を実感している方は多いということだといえます。

美容・健康効果が期待できる?ラドン吸入器

美容・健康効果が期待できる?ラドン吸入器

ラドンによるホルミシス効果を効率よく体験できるのが、ラドン吸入器の魅力です。ここでは、ラドン吸入器とはどんなものなのか、どんな効果が得られるのか、どんな方におすすめなのか解説していきます。

ラドン吸入器とは?

ラドンによる健康効果、美容効果を十分に得たいという方のために開発されたのがラドン吸入器です。ラドン吸入器をONにすると、ラドンを発生させることができ、高濃度のラドンを吸い込むことができます。高濃度といっても、体に有害になるほどの濃度ではなく、健康や美容を促進する範囲内での高濃度です。

普通はラジウム温泉などに行かないと、健康効果を得られるほどのラドンを吸入することはできませんが、ラドン吸入器であれば自宅に設置するだけでいつでもラドンを吸入できます。ラドンを健康増進や美容目的で取り入れたい場合、定期的にラドンを吸入することが必要ですが、ラドン吸入器を利用すれば手軽に毎日吸入できるのもメリットです。

ラドン吸入器で得られる効果

ラドン吸入器によってラドンを吸い込むと、免疫力や自然治癒力、新陳代謝を高めることができます。また、抗酸化作用があるので、老化などの原因となる活性酸素の働きを抑制する効果も期待できます。

ラジウム温泉に入浴するのと同様の健康効果も期待できるため、高血圧、糖尿病、関節リウマチ、筋肉・関節の痛み、胃腸機能の低下、喘息、アレルギー症状、自律神経の乱れなどにも良いといえるでしょう。美容効果としては、新陳代謝が高まることで肌の調子が良くなったり、アンチエイジングなどの効果が期待できます。

ラドン吸入器はこんな方におすすめ

ラドンによる健康効果や美容効果を得たいと思っても、通える範囲にラジウム温泉やラドン浴が行える施設がないと、利用するのは難しいものです。そんな方でも、ラドン吸入器であれば手軽に利用できます。

また、近くにラジウム温泉があっても、自分にとって都合の良い時間帯に利用できないこともあるでしょう。また、通うのが面倒に感じる方もいるかもしれません。そんな方にもラドン吸入器はおすすめです。

ほかには、以下のような悩みがある方もラドン吸入器を利用してみると良いでしょう。

●肌荒れなどの肌トラブルが起きやすい
●シミなど肌の老化が気になっている
●疲れやすく、疲れがなかなか取れない
●眠りが浅く、朝からスッキリとしない
●冷え性である
●体温が低い
●肩こりや首の痛み、足腰の痛みなどに悩まされている
●アレルギー体質である
●病院に行っても原因不明の体調不良が続いている

こうした悩みがある方は、ラドン吸入器を利用することで、症状の緩和、改善が期待できます。

ラドン吸入はクリニックやエステでも使われている

ラドン吸入器やラドン浴を使ったラドン吸入は、クリニックやエステでも取り入れられています。エステでは、細胞を活性化させてアンチエイジングを狙う、体調不良を緩和させるなど、家庭で利用するラドン吸入器による効果と同様の目的で使用されることが多いです。

クリニックでも同様の効果を期待して使用されているほか、病気の治療として併用してラドン吸入療法(ホルミシス療法)を採用しているところもあります。医療機関や美容の専門機関にもラドン吸入は取り入れられていることを考えると、ラドンの効果についての信頼性は高まりますよね。

ラドン吸入器の使用方法と使用頻度

ラドン吸入器の使用方法と使用頻度

ラドン吸入器の使い方と使用頻度について紹介します。これから導入を検討している方は、参考にしてみてください。

ラドン吸入器の使い方

ラドン吸入器の使い方は、使用する吸入器によって異なりますが、ここではRadomis(ラドミス)のラドン吸入器(ラドンO2 吸入器R7)を例に使い方を解説します。

1.まずはラドン吸入器を設置します。空気の流れの妨げにならないよう、壁などから25cm以上離して設置しましょう。カーペットなどの上に設置するのは避けてください。
2.加湿ボトルに水(生成水または天然水)をラベルの位置まで入れます。このときに水の量が多すぎると、噴き出てしまうことがあるので注意しましょう。水を入れたらフタを強く締めてください。
3.フタを締めた加湿ボトルは、ラドン吸入器の加湿ボトル固定台に乗せたら、ボトルの接続継手を反時計回りに回転させ、加湿ボトルとラドン酸素吐出口をつなぎます。
4.チューブをラドン吸入器に接続し、加湿ボトル吐出口にマスク2種類をつなぎます。
5.電源コードをコンセントに接続して、電源スイッチをONにします。
6.流量計ボールを回して、酸素流量を調節します。(流量計ボール4〜5目盛が目安です。)
※使用後は電源スイッチをオフにし、しばらくの期間使用しないときは電源コードをコンセントから抜いておきましょう。

加湿ボトルの水は2〜3日に1回の頻度で交換するようおすすめします。しばらく使わないときは、ボトルから水を抜いて洗浄した後にボトルを乾燥させておきましょう。

ラドン吸入器の使用頻度は?

ラドン吸入器は、できれば毎日使うのがおすすめです。使用時間は1日あたり原則3時間、朝昼晩に分けて1時間ずつ使用すると良いでしょう。

とはいえ、「毎日3時間も時間が取れない」と感じる方もいるかもしれません。そんな方は、3時間にこだわらず、できる範囲で使用するようおすすめします。

3時間にこだわって週に1、2回くらいしか利用できないよりは、毎日短時間使用するほうが効果は期待できるからです。逆に療養中などで時間がたっぷりと取れる方は、1日に6時間など長時間使用することもできます。

ラドン吸入器の気になる費用

ラドン吸入器の気になる費用

ラドン吸入器を自宅で利用するにあたり、気になるのが費用ですよね。ラドン吸入器はマシンそのものを購入することもできれば、レンタルすることも可能です。購入した場合とレンタルした場合に分けて必要となる費用の目安を紹介します。

購入する場合の費用の目安

ラドン購入器は商品によって値段が異なるものの、一般的には高額で50万〜60万円くらいするものも多くあります。中古品であれば10万円前後で購入できることもありますが、保証書などは付属していないこともあります。

Radomisの【購入用ラドンO2吸入器Lサイズ 】は、新品のものが396,000円(税込み)で購入できます。

レンタルする場合の費用の目安

ラドン吸入器をレンタルする場合も価格はさまざまですが、1ヶ月あたり3万円前後でレンタルできるケースが多いようです。レンタル期間によっては、もう少し価格が安くなることもあります。

Radomisの【レンタル用ラドンO2吸入器Lサイズ】のレンタル料金は1ヶ月あたり16,500円(税込み)です。契約期間は6ヶ月となります。

ラドンを吸入するほかの方法

ラドンを吸入するほかの方法

ラドン吸入器のほかにもラドンを吸入する方法はあります。ひとつはラジウム温泉を利用すること、もうひとつはラドン浴をすることです。

ラジウム温泉

日本各地にはお湯にラドンが溶け込んだラジウム温泉があるので、ラジウム温泉に浸かり、ラジウム温泉からの蒸気に含まれるラドンを吸うことで、ラドンによるホルミシス効果を得られます。温泉にゆっくりと浸かればリラックス効果も得られますし、特に寒い冬などは体を芯から温めることができるので冷え対策にもなります。

特に有名なのは、日本三大ラジウム温泉と呼ばれている鳥取県の三朝温泉、秋田県の玉川温泉、新潟県の村杉温泉です。ご紹介した三大ラジウム温泉のほかにも有名な温泉はあるので、温泉好きな方は通える範囲にラジウム温泉がないかチェックしてみると良いでしょう。

日本三大ラジウム温泉について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

>>日本三大ラジウム温泉をご紹介!料金や注意点など徹底解説

そのほかのおすすめのラジウム温泉については、こちらの記事へ。

>>ラジウム温泉の人気ランキング!オススメのラジウム温泉を紹介【2023年度】

ラドン浴

専用の部屋にラドンガスを人工的に発生させ、そこで過ごすことで体内にラドンを取り込む方法です。高濃度の天然ラドンが充満する坑道での坑道ラドン浴もあります。

温泉に浸かるのと違って衣類を着たまま利用できるほか、本を読んだり、横になってくつろいだりして過ごせるのが特徴です。衣類は着替えが用意されている施設もあります。利用料金は施設によって異なるものの、1回あたり2,000〜3,000円くらいが相場と、ラジウム温泉よりは費用がかかります。

また、ラドン浴を利用できる施設は多くはなく、利用したいと思っても地域によっては施設がないこともあるでしょう。通える範囲にラジウム温泉がない、ラドン浴ができる施設がないという場合は、ラドン吸入器の購入やレンタルを検討するのがおすすめです。

ラドン浴について詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

>>ラドン浴とは?どんな効果がある?

まとめ

ラドン吸入器の効果や使用方法、導入する際の費用について解説しました。ラドン吸入器以外にもラドンを取り入れる方法はありますが、ラドン吸入器のメリットは自宅で利用できることです。

近くにラジウム温泉がない、ラドン浴ができる施設がないという場合でも、ラドンを吸入できるので、ラドンによる健康効果、美容効果を体験したい方は利用を検討してみるようおすすめします。

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