ラドン・ラジウム効果が期待できるグッズを徹底紹介

  ラドン・ラジウム効果が期待できるグッズを徹底紹介

ラドンやラジウム温泉は、古くから人々に知られてきた健康効果の高い温泉です。日本各地にはラドン・ラジウム温泉があり、病気やけがの療養目的である湯治として利用する方も多くいらっしゃいます。

健康増進につながる効果を日々の生活に取り入れたいと思うことはありませんか。そのような方には、日ごろの疲れを癒し、心身のバランスを整えるためのラドンやラジウム効果が得られるグッズの使用をおすすめします。この記事では、ラドン・ラジウムで得られる健康効果や、リフレッシュと癒しが期待できるグッズをご紹介します。

ラドンとラジウムについて

ラドンとラジウムについて

ラドンやラジウム温泉に入ると、病気の症状が改善されたと効果を実感されている方もいらっしゃいます。その一方で、放射線による影響を心配される人も少なくありません。ラドンやラジウムにはどのような特徴があるのでしょうか。それぞれについて説明します。

ラドンとは?

ラドンは、ラジウム鉱石から発生する自然由来のガスです。においや色、味もない放射性のガスで、あらゆる岩石や土壌、水の中から検出されます。地域や場所によって検出される量はさまざまで、鳥取県の三朝温泉や新潟県の杉村温泉、山梨県の増富温泉などは高濃度のラドンを含み、人気の温泉地です。

環境省によるとラドンを30×10-10Ci/kg(8.5マッヘ単位)以上含むものが放射能泉と分類されています。

出典 あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは|環境省

ラジウムとは?

ラジウムは1898年にキュリー夫妻によって発見された放射性元素です。岩石や土壌などに含まれている放射性元素のウランやトリウムが崩壊していくことで生成される物質で、ラジウムがさらに変化すると気体のラドンになります。

ラジウムに加えて、ラドンやトロンなどの放射性物質がお湯に溶け込んだ温泉がラジウム温泉です。ラジウム温泉で得られる効果の多くは、温泉の蒸気であるラドンを吸うことによるものです。

参考 ラジウムとラドンの違いとは?効能や注意点など解説

ラドンとラジウムの違い

ラドンはラジウムから変化した無味無臭のガスで、ラジウムはラジウム鉱石などに含まれる放射性元素です。どちらも放射性物質で目に見えるものではありません。ラドンやラジウムの微量な放射線物質が、体内に取り込まれると細胞に働きかけてさまざまな健康効果を発揮してくれます。

出典 ラドン及びトロンの吸入による内部被ばく|環境省

ラドン・ラジウムで期待できる効果

ラドン・ラジウムで期待できる効果

自然界に存在するラドンやラジウムの働きにより、疲労回復や免疫力向上など、健康増進につながる効果が得られます。ただし、洞窟や鉱山などで高濃度のラドンを吸入することで肺がんのリスクも報告されており、メリットだけではないことを知っておきましょう。とはいえ、微量であると健康に悪影響はなく、むしろさまざまな効果が期待できます。ここからは、その効果についてご紹介します。

ラドンのイオン化作用

放射性元素であるラジウムから変化したものが気体であるラドンです。ラジウムは、α(アルファ)線を放出しながらラドンに変わり、体の中の細胞に働きかけます。

皮膚や呼吸から吸収されたラドンは強力なイオン化作用を発揮するのです。ラドンの主な効果は以下になります。

  • ●老廃物の排出
  • ●血流の改善
  • ●活性酸素の除去
  • ●抗炎症作用
  • ●自律神経を整える

ラドンの作用により、コリの原因となる老廃物が排出されると疲労回復につながります。血液循環がよくなることで中性脂肪やコレステロールが排出される効果もあります。

また、体のサビともいわれる余分な活性酸素を除去することで、アンチエイジング効果も期待でき、若々しさを保ちたい人には効果的でしょう。このようにラドンは、さまざまな働きで体に良い作用をもたらしてくれます。

ホルミシス効果

放射性物質であるラドン・ラジウムは微量であると体にいい影響を与えることが知られています。これを「ホルミシス効果」といい、ギリシャのホモ(刺激する・促進する)を語源とし、ホルモンのような働きをすることからそういわれています。少量の刺激であるため体に良い作用をもたらし、過剰な刺激が加わると有害になることがホルミシス効果で、実は私たちの身の回りにもホルミシス効果は存在しているのです。

一例としては日光浴で、適度な紫外線を浴びるとビタミンDが生成され、骨が強くなる、免疫力が向上するなどのメリットがあります。しかし、浴びる量が過剰になると日焼けによる皮膚の老化や、皮膚がんになるリスクがあります。また、薬は適量であると効果を発揮するのに対し、容量を守らなければ体に悪影響となるのも同じホルミシス効果です。

このように微量のラドンやラジウムを体内に取り入れることは体にとって有用です。しかし一方で、過剰になると健康に悪影響を及ぼす可能性もあることを知っておきましょう。

参考 ホルミシスが健康に良いとされる理由とは

ラドン・ラジウムを取り入れる方法

ラドン・ラジウムを取り入れる方法

健康に役立つラドン・ラジウムを体内に取り入れる方法はさまざまです。ぜひ、ご自身で試しやすい方法を選んでみてください。

温泉に浸かる

ラドン・ラジウム温泉に浸かると、皮膚や呼吸を通じて肺から成分が吸収されます。一般的にラドン・ラジウム温泉は水温が低いと吸収が高まるとされています。これは、水温が冷たい方が、ラドンが水に溶けやすい特徴があるからです。

温泉に浸かること自体でも健康効果があり、温熱作用により血流が良くなるため、酸素や栄養の運搬がスムーズになり、傷んだ組織を修復してくれます。お湯の中に入ると、浮力作用が働き、全身の筋肉や関節への負担が軽減されるのも特徴です。また、静水圧作用により、マッサージ効果が得られるため、むくみの改善にもつながります。

参考 温泉療法の効果・効能とは?注意点や期間など解説

飲泉する

温泉水を飲むことで、ラドンやラジウムを取り入れることが可能です。ただし、許可されている場合しか温泉水を飲めません。必ず飲泉場にある表示を確認してから飲むようにしてください。

飲むことで直接体内に成分を取り込めるのはメリットですが、人によっては体調に変化をきたす可能性があります。病気や疾患をお持ちの方は、主治医や温泉療養の専門知識をもつ温泉療法医に相談することをおすすめします。また、温泉は時間とともに泉質が変化し、成分の変化や雑菌の繁殖のおそれがあるため、温泉水は持ち帰らず、その場で決められた量を飲むようにしましょう。

吸引する

ラジウムから変化したガスであるラドンは、呼吸することで成分が肺から吸収されます。ラドン・ラジウム温泉で得られる効果の多くは、温泉の蒸気であるラドンを吸うことによるもので、皮膚から吸収されるよりも、ラドンガスを吸うことで多くの成分を取り入れることができます。ゆっくり深呼吸をすると、自律神経にも良い影響を与えるため、より健康効果が高まるでしょう。

なお、ラドンは人工的に発生させることも可能です。お住まいの地域で、人工ラドン温泉をみかけたことがあるかもしれません。人工施設では一定の濃度でラドンを供給できます。

浴室に漂う適量のラドンを吸い込むことで、効果的に体内へ取り込めるでしょう。この他にもラドン吸入器の利用や、ラドン浴が体験できる施設を利用することで、健康増進につながります。

参考 ラドン浴とは?どんな効果がある?

ラドン・ラジウム効果が得られるグッズ

ラドン・ラジウム効果が得られるグッズ

ラドン・ラジウムを持つ放射線が体内の細胞に良い影響を与えます。しかし、仕事で忙しい日々を過ごす人や、体調により温泉地まで足を運ぶことができない人もいらっしゃるのが実情です。そのような方には、手軽にラドン・ラジウム効果が実感できるグッズの使用をおすすめします。

しかし、製品によって得られる効果には個人差があることを知っておきましょう。また、科学的な証拠についても十分に理解する必要があり、使用には慎重な判断が必要な場合もあります。

入浴剤として使用する

入浴剤を使用すると自宅のお風呂場がラドン・ラジウム温泉として利用できます。蒸気に包まれた浴室で深呼吸をするとラドンガスを吸入でき、ホルミシス効果を味わえます。自宅というリラックスした空間で過ごすと日々の疲れも癒されます。

入浴剤として使用する

参考 ラドンバス

身につける

ラドン・ラジウムの成分が練り込まれているグッズがあり、以下のような製品があります。

  • ●靴下
  • ●手足のサポーター
  • ●ベルト
  • ●ブレスレット
  • ●肌着

このように、メーカーによってラドンやラジウムを使用した商品は多種多様です。身につけることで、患部の血行が良くなり、肩こりや腰痛などの改善につながるでしょう。

また、サポーターには両面テープを使用したタイプもあり、体形に合わせて使用でき、スムーズに着脱できます。ぜひ、ご自身に合った使いやすいものを選んでください。

身につける

参考 ラドンソックス

体に貼る

肩・腰・ひざなど痛みのある部分に貼るタイプを使用すると、肌に直接貼ることで血行が促進されて、患部の症状改善に役立つ可能性があります。しかし、肌が弱い方は刺激になる可能性もあるため、注意が必要です。

体に貼る

参考 ラドンバン

寝具として使う

布団や椅子の敷物として利用できるラドン・ラジウムのグッズがあります。枕や掛物など製品によって加工は異なり、ラドンによるホルミシス効果に加え、マイナスイオンの効果や遠赤外線効果などが得られます。

自宅で睡眠や休息時に使用できるため、リラックス効果も高まるでしょう。日々の生活で心身ともにリフレッシュができます。

寝具として使う

参考 ラドンマット

ラドン水を利用する

ミネラルウォーターにラドンのスティックを入れておくと、温泉地まで出かけなくてもラドン水を飲むことができます。繰り返し使用できるスティックもあり、経済的でコストパフォーマンスに優れています。また、ラドン水を加湿器の水として使用すると、部屋全体にラドンガスを充満させる事ができ、自宅でラドン浴を味わうこともできます。

ラドン水を利用する

参考 ラドン水素スティック

吸入器を使う

ラドンを直接吸入できる吸入器があります。呼吸により体内へ成分を取り込めます。

外出の負担や、入浴などの手間がかからず、自宅で気軽にラドン・ラジウムの効果を感じられるでしょう。なお、ラドミスではラドン吸入器のレンタルも可能です。

吸入器を使う

参考 ラドン吸入器

ラドン・ラジウムは危険なの?

ラドン・ラジウムは危険なの?

ラドン・ラジウムは放射性物質のため、体にとって危険なのではと心配する人もいらっしゃいますが、安心して利用することができます。気体であるラドンは体の中に入っても蓄積されない特徴があり、温泉に含まれるラドンやラジウムの量もごくわずかなため、健康に悪影響は及ぼしません。

もともと放射線は日常生活の中にも存在しており、大気や食物の中にも含まれているものです。日本では病院でおこなわれるレントゲンやCTなどの放射線検査を受ける医療被ばくの割合が多いとされているのです。このため、自然放射線から受ける健康への影響は心配ないといえます。

また、海外では温泉療養が医療として認められ、健康保険が適用されているケースもあります。温泉の成分や微量の放射線が持つ健康効果が評価されているためです。

日本でも温泉を利用して健康増進を図る取り組みがあります。厚生労働省が認定した施設を利用すると施設の利用料や、施設までの往復交通費などが所得税の医療費控除の対象となります。ラジウム温泉で人気の施設も認定されているため、気になる方は利用されてはいかがでしょうか。

参考 放射線による被ばく|環境省

   温泉利用型 健康増進施設連絡会|日本健康開発財団

ラドン・ラジウムグッズを正しく使用する方法

ラドン・ラジウムグッズを正しく使用する方法

ラドン・ラジウムの健康効果を高めるために、製品を正しく使用しましょう。なかには残念ながら成分量に問題のある製品も存在します。

ラジウム鉱石をお湯に入れただけでは、有効な成分は検出できず、水道水と変わらないケースもあり、ラドン・ラジウムの効果が期待できないこともあります。製品を十分理解したうえで使用して下さい。

入浴剤として使用した場合は、皮膚についた成分を洗い流さないように入浴後はタオルで体を優しくふき取ることが大切です。また、入浴後の脱水を予防するために、水分補給も忘れずに行いましょう。

さらに、ラドン・ラジウムの成分を直接体内に取り込むような製品を使用した後は、体調の変化に注意する必要があります。体に良いからといって無理をせず、体調をみながらの使用をおすすめします。

まとめ

ラドンやラジウムは放射性物質で、微量の成分が体内で吸収されることで高い健康効果が得られます。ラドン・ラジウム温泉に入る、湯気に含まれるラドンを吸入する、温泉水を飲むなどで、体内に成分を取り込むことが可能ですが、温泉地まで足を運ぶことが難しい場合も多いでしょう。

忙しい毎日を過ごしている人や病気療養中の方には、ラドン・ラジウムグッズの使用がおすすめです。ただし、さまざまなメーカーから発売されているラドン・ラジウムグッズは、その成分や効能を十分に理解しておく必要があります。ご自身で取り入れやすい方法で健康増進に役立ててください。

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